挨拶する程永華大使。岩楯嘉之撮影
「日本僑報」によると、中国で最も重要とされる祝日、春節を数日後に迎える2月6日、中華人民共和国駐日本国大使館教育処主催による「2013留学生春節招待会」が、港区元麻布の中華人民共和国駐日本国大使館で行われた。会には招待を受けた留学生、大学教授など500人ほどが集まり日本で迎える春節を祝った。
日頃から勉学に、研究論文執筆に、あるいは就職説明会へと休日返上で頑張っている留学生にとって異国で迎える春節を大使館で多数の仲間たちと祝うことは、ことのほか故郷を懐かしむ絶好の機会となった。
程永華大使の挨拶に始まり白剛教育処公使参事官の乾杯で開始された祝賀会は、途中学生たちによる歌、民族舞踊、楽器演奏などをまじえ、食事に会話にとそれぞれが新たな年を迎える喜びをかみ締めた。
程永華大使、汪婉大使夫人、白剛公使参事官ほか大使館関係者の皆さんは、今日だけは学生たちの親代わりとして会話に、写真に、ダンスにと気さくに学生たちの要望を笑顔を持って答えていた。(岩楯嘉之・NPO日中交流支援機構事務局長)