写真:実演を交えて講演する講師の王暁軍教授
「中国国学・北京文化大講堂 太極と養生講座」が3月25日、北京で開かれた。太極拳は中国に伝わる武術の一つだが、健康によいことで有名で、格闘技や護身術としてではなく健康法の一種と捉えられることも多い。中国では、朝の公園や広場に集まって練習する市民の姿もよく見かける。
高血圧や糖尿病などの慢性病の治療、予防に効果があると世界で認められており、日本を含む150以上の国・地域に伝わり、70以上の国・地域に関連機関を設置するなど、世界中に普及している。
太極拳は体を丈夫にする、関節をやわらかくする、姿勢を整える、血の巡りをよくする、新陳代謝を促す、免疫力を高めるなど数え切れないほどの健康面の効果があるほか、リラックス効果もあり、いいこと尽くめといえる。(加藤佳美)
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年3月26日