福島原発で汚染水漏出 高濃度の放射性物質を検出

福島原発で汚染水漏出 高濃度の放射性物質を検出。 現地時間4月6日、福島第一原発の地下貯水槽で汚染水漏れが発生した。東京電力は5日、福島第一原発の地下貯水槽から汚染水が漏れ、周囲の土壌を汚染した可能性があると発表した…

タグ: 福島 原発 汚染水 漏出 放射性物質

発信時間: 2013-04-07 11:08:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

現地時間4月6日、福島第一原発の地下貯水槽で汚染水漏れが発生した。

東京電力は5日、福島第一原発の地下貯水槽から汚染水が漏れ、周囲の土壌を汚染した可能性があると発表した。

東京電力は、原発の7つの貯水槽のうち1つから、120トンの汚染水が漏れた可能性があるとした。貯水槽周辺の水たまりからは、放射性物質が検出された。

共同通信社によると、この貯水槽は縦60メートル、横53メートル、深さ6メートルに達し、三重構造のシートで覆われているという。これらの貯水は、原子炉の冷却に用いられる。原子炉内の放射性セシウムはすでに取り除かれているが、その他の放射性物質が残されているという。

東京電力によると、貯水槽のシートの間の水から検出された放射性物質は、1立方メートル当たり6000ベクレルに達し、外側のシートおよび土壌からも放射性物質が検出された。

漏出の時間と原因は、今のところ不明だ。東京電力は現在4台のポンプを用い、貯水槽の約1万3000立方メートルの汚水を、漏出の生じていない貯水槽に移している。

共同通信社によると、漏出の生じた貯水槽は海岸から約800メートル離れており、海洋に汚水が流出した可能性はないという。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月7日

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