日本メディアの報道によると、日本は既に環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加を表明しており、アメリカを除き、他の参加国はいずれも交渉条件を示している。うち、農業大国であるオーストラリア、ニュージーランド、カナダは「すべての品目を交渉の対象にすること」「高い経済の自由化を実現すること」を求めている。また、カナダはアメリカ同様、日本車にかける関税を残すことも主張している。
TPP交渉の参加国が日本への輸出をねらう農産物
交渉関係者の多くが、「日本はTPP交渉で農産物にかける関税を守ることを訴える方針だが、日本に農産物を売りたい農業国の立場を考えると、日本が理解を得るのは難しくなるだろう」との見方を明白に示している。
日本は交渉参加のために、すでに参加している11カ国から承認を受ける必要がある。現在、アメリカのほか、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、ペルーの手続きが終わっていない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月19日