報道によると、中国海洋監視船が釣魚島海域に入るのは昨年9月に野田政権が不法に「島を購入」して以降、今回で40回目で、船舶数も過去最多となった。劉氏は「今回中国海洋監視船が釣魚島の主権を守る行動に成功したことで、釣魚島に対する中国の実効支配が証明された。日本右翼勢力がこれに甘んじることはないだろう。以前との最も根本的な状況の違いは、すでに中国の海洋監視船が釣魚島領海内で実効支配を実現し、パトロールも常態化したことだ。釣魚島およびその附属島嶼の領海内は、日本側の言うところの実効支配にはない。今回は国際法上の判例をつくったに等しい。日本の漁船または日本右翼勢力は釣魚島から12海里内の中国領海を侵犯した。中国の海洋監視船は彼らを領海外に追い払 う権利だけでなく能力を持つ。これによって釣魚島に対する中国の実行管理が証明された。今後彼らが再び来れば、また中国海洋監視船による実効性ある警告と阻止に直面する。多ければ多いほど、この場所においてわれわれが実効性ある常態化された取締りを行っていることが証明される。また、われわれの海洋監視船が行かないわけにはいかないことも証明された。われわれが行かなければ日本右翼勢力が行き、日本海上保安庁も護衛するため、中国の主権維持にとってマイナスとなるからだ」と述べた。
「人民網日本語版」2013年4月25日