日本、正当な道進まなければアジアの「問題児」に

日本、正当な道進まなければアジアの「問題児」に。 4月23日、日本政界の右翼化傾向を示す象徴的な出来事が再び起きた。同日、日本の国会議員168名が合同で靖国神社を参拝し、安倍晋三首相は「侵略という定義は学界的にも国際的にも定まっていない」との妄言を発した。彼らはいったい、日本をどこに導くつもりなのだろうか…

タグ: 日本 安倍 靖国神社 自衛

発信時間: 2013-04-26 13:04:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

4月23日、日本政界の右翼化傾向を示す象徴的な出来事が再び起きた。同日、日本の国会議員168名が合同で靖国神社を参拝し、安倍晋三首相は「侵略という定義は学界的にも国際的にも定まっていない」との妄言を発した。彼らはいったい、日本をどこに導くつもりなのだろうか。

安倍内閣は「美しい国づくり」という政治的理想を掲げ、「新国家主義」のイデオロギーに基づき、「保守的な内政政策、強行的な外交路線」をとるタカ派の政権である。安倍首相は「自信と誇りを持てる国づくり」を強調している。しかし、その自信と誇りは決して、侵略の歴史を否定することで得られるものではない。侵略の歴史を真に反省することで初めて、アジア諸国の理解と許しが得られるのである。日本が失ったアイデンティティを取り戻すためには、穏健な政治路線と熟練した外交路線が必要である。詰まるところ、日本が自立するためには、正当な道を進むべきであり、不当な脇道では目的を達成することはできない。

安倍首相は第一次安倍内閣で既に、「日本の新しい国家イメージを形成するためには、我々の手で新たな憲法を制定する必要がある」との考えを明確に示している。歴代の首相の中で、安倍首相は初めて、集団的自衛権行使の容認に向けた検討を提起した首相である。2012年12月の総選挙で自民党が大勝し、再び首相の座を手に入れた安倍首相は、自身の政治目標の実現により一層力を入れている。就任からわずか4カ月、安倍首相は国内では憲法の改正に向けた動きを積極的に推し進め、平和憲法を変えようとしている。国際社会では「価値観外交」を推進している。安倍首相の戦略が自衛に止まらず、日本の軍事力の世界への拡大を狙うものであることは明らかだ。

日本は今、新たな「立場」を模索し、主体性を確立しようとしている段階にある。侵略戦争を否定して争いを巻き起こし、アジアの隣国との関係を壊すことで、「強硬姿勢の日本」となれば、アジア地域が再び繁栄することにとって、日本が「問題児」となることは間違いない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月26日

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