中国でカラスは悪運を意味し、人々から嫌われている。しかし、日本では縁起のよい鳥とされている。
日本人がカラスを敬うようになったのは、日本の初代天皇のときである。日本の古書に記載されているように、約2664年前に初代天皇は戦いのため宮崎県から奈良県に向かい、和歌山県で神に遣わされた一羽のカラスから武術指導を受け、順調に朝廷を立てた。このカラスは3本足で、八咫烏と呼ばれる。
それだけでなく、カラスは日本サッカー協会のシンボルになったこともある。日本サッカー協会は八咫烏をシンボルマークに起用し、ワールドカップに出場する日本代表のユニフォームにもつけられた。
そのほか、日本の多くの辞書でカラスを引くと、「烏に反哺の孝あり」とある。カラスの親孝行は多くの日本人を感動させ、日本人はカラスの親孝行を例に挙げて子供を教育する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年5月12日