報道背景
731部隊が実施した生体実験と解剖の数は1万人に上る。
中国を侵略した日本軍731部隊は日本の軍国主義の最高支配者の命令によって創設された細菌戦の秘密部隊で、人類史上で最も大規模、非人間的な細菌戦の研究センターである。
731部隊は1932年に中国のハルビンに研究センターを設立した。同部隊は3000人以上の細菌の専門家と研究者を持ち、細菌兵器の実験と生産を担当した。各国の反日主義者と中国の平民に対して、ペスト、チフス、コレラ、炭痕などの病原菌や毒ガスを使った残忍な生体実験と生体解剖を行い、1万人以上の中国、ソ連、朝鮮、モンゴルの戦争捕虜と健康な平民を死に至らしめた。
研究から、同部隊は当時すでに人類を滅亡させる細菌兵器の生産能力を備えていたことが実証されている。この研究成果は戦場に用いられ、20万人の死傷者を出した。
第二次世界大戦が終わる前、日本軍は罪証を隠滅するため、731細菌戦部隊の実験施設の大部分を爆破した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年5月16日