アフリカ資源の略奪
日本政府は、対アフリカ援助とアフリカのエネルギー資源の間には関連性がないと重ねて強調しているが、日本は同会議を借り、日本・アフリカエネルギー長官会議、国際資源ビジネスサミットを開き、アフリカでエネルギー資源を開発する日本企業に20億ドルの援助をすると表明した。これは疑わしい手法だ。
安倍首相はジンバブエなどのアフリカ首脳と会談した際に、アフリカの資源開発に参与したいという意向を明らかにした。一部メディアは、日本による大規模なアフリカエネルギー市場進出の幕が切って落とされたと伝えた。
しかし一部のアフリカ首脳は、異なる反応を示している。ジンバブエのムガベ大統領は、日本がパートナーとしてアフリカに進出することに期待すると明言した。モーリシャスのある高官は、アフリカは略奪者を必要としていないと、単刀直入に語った。我々は日本がアフリカの関心事を正視し、提携でアフリカに真の利益を与えることを願う。(王沢非:国際問題観察員)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月8日