日本のアフリカ援助 大賑わいの裏の冷静な思考

日本のアフリカ援助 大賑わいの裏の冷静な思考。 第5回アフリカ開発会議(TICAD)が6月3日、横浜市で開幕した。安倍晋三首相は対アフリカ援助の「誠意」と「私心のなさ」を強調した。日本とアフリカの提携に詳しい専門家は、日本の真の動機について疑問を呈し、双方の提携の先行きに懸念を表明した…

タグ: アフリカ 開発 援助 資源

発信時間: 2013-06-08 10:01:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

アフリカ資源の略奪

日本政府は、対アフリカ援助とアフリカのエネルギー資源の間には関連性がないと重ねて強調しているが、日本は同会議を借り、日本・アフリカエネルギー長官会議、国際資源ビジネスサミットを開き、アフリカでエネルギー資源を開発する日本企業に20億ドルの援助をすると表明した。これは疑わしい手法だ。

安倍首相はジンバブエなどのアフリカ首脳と会談した際に、アフリカの資源開発に参与したいという意向を明らかにした。一部メディアは、日本による大規模なアフリカエネルギー市場進出の幕が切って落とされたと伝えた。

しかし一部のアフリカ首脳は、異なる反応を示している。ジンバブエのムガベ大統領は、日本がパートナーとしてアフリカに進出することに期待すると明言した。モーリシャスのある高官は、アフリカは略奪者を必要としていないと、単刀直入に語った。我々は日本がアフリカの関心事を正視し、提携でアフリカに真の利益を与えることを願う。(王沢非:国際問題観察員)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月8日

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