日本の少子化白書発表で、「厳しい現実」に警鐘

日本の少子化白書発表で、「厳しい現実」に警鐘。 日本紙『読売新聞』25日付の記事によると、日本政府は同日午前の閣議で2013年版「少子化社会対策白書」(以下「少子化白書」)を決定した。同白書により、女性の初産の平均年齢が初めて30歳を超えたことが明らかになり、「晩婚化」「晩産化」が同時に進む傾向は日本において、もはや変えることの難しい社会問題となっている…

タグ: 少子化 白書 現実 結婚

発信時間: 2013-06-27 13:32:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本紙『読売新聞』25日付の記事によると、日本政府は同日午前の閣議で2013年版「少子化社会対策白書」(以下「少子化白書」)を決定した。同白書により、女性の初産の平均年齢が初めて30歳を超えたことが明らかになり、「晩婚化」「晩産化」が同時に進む傾向は日本において、もはや変えることの難しい社会問題となっている。白書はまた、若い世代における雇用不安や所得減少も結婚と出産をためらう要因となっていると指摘した。「少子化は日本の未来を脅かす」との世論が日本では広まっており、政府は政策を立て直し、結婚・出産及び若者の雇用支援により一層力を入れていかなくてはならない。

最新の2013年版「少子化白書」は、2011年の日本人の結婚・出産・扶養・教育及び若い世代の生活状況などを対象に調査・分析を行ったものである。その結果、2011年、女性が初婚を迎えた平均年齢は29歳、男性は30.7歳で、いずれも2010年より0.2歳上昇していることがわかった。女性の第1子出産の平均年齢は30.1歳で、初めて30歳を超えた。白書によると、1980年の女性の初婚の平均年齢は25.2歳、第1子出産の平均年齢は26.4歳で、初婚と第1子出産の平均年齢はここ30年間、毎年安定した上昇を続けている。日本人の「晩婚化」「晩産化」は出産の高齢化に繋がり、そのことが少子化問題の深刻化に拍車をかけている。政府はこの傾向に懸念を示している。

日本の時事通信社は25日、2013年度版の「少子化白書」は、日本の今後の労働力人口が大幅に不足するという「厳しい現実」を反映していると伝えた。日本政府は「今後、結婚・妊娠・出産に対し、より一層の充実した支援と保障を提供することで、早い段階でより多くの子どもを生むことを奨励する方針だ。なかでも最も重要な政策は、若者の雇用の安定化であり、失業のリスクを最小限にすることに努める」との旨を示している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月27日

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