古屋圭司国家公安委員長兼「拉致問題」担当大臣が、日本の降伏記念日である15日に靖国神社に参拝する意向であることが10日、日本政府関係者の話で分かった。
古屋氏以外に、稲田朋美行政改革担当大臣、新藤義孝総務大臣の2人の高官も「8・15」当日、第二次世界大戦の14人のA級戦犯が祀られる靖国神社に参拝する意向であることが分かった。
長きに渡り、日本の一部の政客、国会議員が靖国神社への参拝を続け、日本と中国、韓国などアジア各国との関係を悪化させている。
ある政府関係者がメディアに伝えた情報によると、古屋氏は首相官邸と調整し、最終判断をするという。8日の記者会見で古屋氏は「8・15」に靖国神社に参拝するかどうかについて曖昧な回答をしており、「適宜適切な」判断をすると述べるにとどめていた。
今年4月21日から23日までの靖国神社春季例大祭の期間中、古屋氏、新藤氏及び麻生太郎副総理兼財務大臣がそれぞれ靖国神社に参拝。稲田氏は同月28日に参拝した。
安倍晋三首相は春季例大祭期間には参拝せず、「内閣総理大臣」名義で供え物を奉納した。共同通信は、中国、韓国との緊迫関係に配慮し、安倍氏と麻生氏は「8・15」当日は参拝しない考えであると報じた。
しかし、安倍氏は閣僚の靖国参拝を容認している。6日に広島で開かれた被爆68周年平和記念式典において、安倍氏は閣僚の参拝に関して「私人として参拝するかどうかは、心の問題であり、自由だ」と発言している。また、菅義偉内閣官房長官は7日、「閣僚が私人の立場で参拝するかどうについて首相官邸は干渉しない」と発言した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年8月12日