昨日、滇池でサイドスキャンソナーによる調査が開始した
飛虎隊(フライング・タイガース)の戦闘機資料写真
抗日戦争時に「飛虎隊(フライング・タイガース)」が使用した戦闘機に再びお目見えできるかもしれない。1942年に滇池に墜落した飛虎隊の戦闘機の捜索チームが昨日始動した。チームを組織したモバイル・インターネット会社、空中網の王雷雷董事長兼CEOは、今回のプロジェクトの期間は1ヶ月で、予算は300万元。引き上げに成功すれば、戦闘機は無償で中国航空博物館に寄贈すると話した。
1941年に「中国空軍米国志願援華航空隊」が組織され、中国での抗日戦争に身を投じた。その果敢な戦闘と輝かしい功績に、同航空隊は「飛虎隊」と中国の人々に称賛された。1942年5月28日、飛虎隊のP-40型戦闘機は急降下攻撃の訓練中に滇池に墜落、操縦士は死亡した。
サメの顔が描かれていることでも有名な飛虎隊の戦闘機は戦時中にすべて消滅しているため、沈没当時機体の破損の少なかったこの戦闘機の引き上げに成功すれば、世界に現存する唯一使用された飛虎隊の戦闘機になる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年8月16日