この1年、中国の領土主権を侵犯する日本の悪辣な行為は強力な反撃に遭った。日本側の釣魚島および附属の南小島と北小島の「国有化」という茶番に対し、中国政府は釣魚島と附属島嶼の領海基線を公表し、同海域で海警局の公船のパトロールを常態化、同海域に対する中国の管轄権を行使した。
中国の行動は、国の領土主権を守る固い意志と実力が中国にあり、誰も中国に対して狼藉をはたらくことはできないこと、いかなる挑発も思い通りにはいかないことを再び証明した。シンガポール紙・聯合早報は「中国は釣魚島紛争の処理で実質的政策と措置をとった。それを支えているのが、中国の益々増強される広い沿海地域への保護と経営の実力だ」と報じた。ロシア極東研究所日本研究センターのパヴリチェンコ氏は「中日間の領土争いは数十年続いている。この数十年で政治、経済にしても、軍事方面にしても中国は目覚しく進歩した。東アジア地域の力のバランスはすでに変化した」と指摘する。
中国人は戦争がもたらした苦難に対して深く心に刻んだ記憶があり、平和に対して飽くことなく努力する追求があり、平和で安定した生活をこよなく大切にする。平和がなければ、中国と世界はゆうゆうと発展できない。発展がなければ、中国と世界は恒久平和はありえない。チャンスをつかみ、自国の発展に精力を集中し、国をより豊かにより強くし、人々をより裕福にし、発展の力によって平和的発展の道を進むことが、国家主権を守り、いかなる侵犯をも打ち負かす堅実な基礎になる。
歴史を振り返り、未来を展望し、われわれは国恥を忘れることなく警鐘を鳴らし続け、確固たる自信をもち、団結して奮闘し、国家富強、民族振興、人民幸福という中国の夢のため困難を克服して前に進まなければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年9月18日