日本が中国無人機の撃墜を宣言 深刻な結果を招くことに

日本が中国無人機の撃墜を宣言 深刻な結果を招くことに。 中国海軍軍事学術研究所の邢広梅研究員は、「中国軍に所属する無人機が釣魚島の空域を飛行したとしても、それは中国政府の領土主権を毅然として行使・保護する行為である。日本が攻撃を行った場合、深刻な結果がもたらされるだろう」と指摘した…

タグ: 無人機 釣魚島 

発信時間: 2013-09-18 10:51:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

いわゆる中国の無人機が釣魚島周辺海域に「侵入した」という事件が日本で引き起こした動揺は、今も収まっていない。NHKは17日、「防衛省は国民の安全を守るため、中国の無人軍用機が日本の領空を侵犯した場合、撃墜を視野に対応すると表明した」と伝えた。中国外交部の洪磊報道官は17日、「中国側は釣魚島の領土主権を守る決意と能力を持っている」と応じた。

NHKは、「防衛省は9月9日に、国籍不明の無人機が釣魚島付近の空域を飛行したことを確認した。航空自衛隊のF-15戦闘機が緊急発進し、無人機の写真を撮影した」と報じた。その後日本は、同無人機が中国軍機であることを確認した。

NHKの報道によると、防衛省は、9月9日に現れた無人機は中国の無人偵察機「翼竜」である可能性が高いと判断した。防衛省が検討した結果、無人機は有人機と異なり警告が通じない可能性が高いうえ、「翼竜」はミサイルも搭載している可能性もあるとして、「 万が一、領空を侵犯して、国民の安全が損なわれかねない事態となった場合、撃墜も視野に対応することにしている」という。

「日本の領空を侵犯した」中国の無人機を撃墜するという防衛省の発表は、釣魚島の現在の情勢に向けられたものだ。中国海軍軍事学術研究所の邢広梅研究員は17日に環球時報の記者に対して、「中国軍に所属する無人機が釣魚島の空域を飛行したとしても、それは中国政府の領土主権を毅然として行使・保護する行為である。日本が攻撃を行った場合、深刻な結果がもたらされるだろう」と指摘した。

また日本が中国の無人機を撃墜するとした重要な根拠は、「翼竜」が武器を搭載できることだが、英軍事誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリーは、「9月9日の無人機は武装化された翼竜ではなく、BZK-005無人偵察機であった。自衛隊が撮影した写真によると、同無人機の推進式リアエンジン、双翼式、先端の下部に取り付けられている光電・赤外線検出装置などは、いずれもBZK-005無人偵察機の特徴に合致する。この中空・長航続時間無人機の正式な就役が確認されたのはこれが初めてだ。同機は2006年に初めて珠海航空ショーで公開され、2万6000マイルの高空を40時間連続飛行できる」と指摘した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年9月18日

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