釣魚島問題 解決の目処は立たず=米専門家

釣魚島問題 解決の目処は立たず=米専門家。 米国の専門家は、中日両国が釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題を巡り短期間内に画期的な進展を実現し、両国首脳が対話を実現する可能性は低いと分析した上で、両国は現在の釣魚島周辺で形成された「新たな常態」に安んじているようだと指摘した…

タグ: 釣魚島  解決 目処 アジア 安全

発信時間: 2013-09-28 09:18:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国の専門家は、中日両国が釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題を巡り短期間内に画期的な進展を実現し、両国首脳が対話を実現する可能性は低いと分析した上で、両国は現在の釣魚島周辺で形成された「新たな常態」に安んじているようだと指摘した。

中国の王毅外相は先ほど米ブルッキングス研究所で実施したスピーチの中で、中日の釣魚島問題について触れた際に、「中国側は対話と交渉による解決の道を求めているが、日本側は同問題に係争は存在しないと称しており、対話の可能性をなくしている。中国側の対話と交渉の門は開かれているが、日本側がまず係争を認めることが必要だ」と発言した。

米国のアジア安全問題専門家のボニー・グレイザー氏とダグラス・パール氏は24日、中日は釣魚島問題の解決に向けた方法を持たず、かつ両国は現在の情勢を容認しているか、これに満足しているようだと指摘した。

カーネギー国際平和財団副会長のダグラス・パール氏は、「私は中日が現在、釣魚島問題の苦境を脱する手段を持たないと感じている。中日の指導者はぬるま湯のような情勢に満足しており、コントロールを失わせ、危機に発展させようとしている」と語った。

デニス・ ブラスコ前北京駐在武官は、「中国側は当然ながら、双方が交渉可能なものを日本側が受け入れることを望んでいるが、中国は現時点ではそれを得ていない。私の知る限りでは、この点については現在進展がない。二人が同時に席に着かなければ、対話をすることはできない。この膠着状態を打破するためには、首脳が先頭に立ちリーダーシップを発揮し、前進し政策を変えることが必要だ」と述べた。

習近平国家主席と安倍晋三首相は先ほどのG20サミットで短い会話を行った。これを受けメディアは、中日の交渉の門はこれによって開かれたのではないか、APECサミットもしくは東アジアサミットで首脳会談が実現することはないだろうかと憶測している。2週間後、米国の専門家はこれに対して悲観視を強めている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月28日

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