日韓関係、中国の影響力で「霜期」か

日韓関係、中国の影響力で「霜期」か。 このところ韓国は日本と距離をとっている。その理由は日本の軍国主義復興の脅威に対する懸念からではない。実際は非常に簡単で、ソウルは東京と北京の対立の最前線に身を置きたくないためだ…

タグ: 日本 韓国 影響力 軍事 予算

発信時間: 2013-10-28 15:29:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

このところ韓国は日本と距離をとっている。その理由は日本の軍国主義復興の脅威に対する懸念からではない。実際は非常に簡単で、ソウルは東京と北京の対立の最前線に身を置きたくないためだ。ロシアの声が伝えた。

バリ島で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、韓国の大統領と日本の安倍晋三首相の関係派極めて冷淡だった。10月初め、韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領はヘーゲル米国防長官との会談で東京を批判。その一方、中国の新指導者との交流では礼儀正しい態度を示した。

日韓関係の冷え込みは日本のナショナリズムの高まりにあるように表面的には見える。日本政府の軍事予算拡大、日本の武力行使を禁止する憲法第9条改正について騒がれ、アジア各国の不満を招いている。これらの国々は20世紀前半の日本の侵略行為を今でも忘れていないし、日本を許していない。

韓国メディアは通常、日本と韓国の関係冷え込みの理由をこう説明する。日本には常に警戒する必要がある。でなければ日本人は武士道精神をまた復興させ、大陸に攻撃を仕掛けてくる。だから安倍晋三首相を押さえつけておかなければならないと彼らは考えている。

しかし、ソウルが日本と距離をとろうとする実際の理由は、日本の報復主義の脅威に対する恐怖感からではなく、他にある。周知の通り、日本と中国の関係は釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題で悪化している。中国は明らかに自らの東アジアにおける地位を固めようとしており、その利益に触れた場合、ためらうことなく武力を行使するとすでに表明している。そうした中、日本は米国との同盟関係強化に努めている。

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