暗黒時代に向かう日本、特定秘密保護法は「臭いものには蓋」=米メディア

暗黒時代に向かう日本、特定秘密保護法は「臭いものには蓋」=米メディア。

タグ: 特定秘密保護法 暗黒時代 日本

発信時間: 2013-12-09 15:48:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米デイリービースト紙は、「臭いものには蓋」という日本のことわざを用い、特定秘密保護法について報じた。同記事は、「山本太郎参議院議員は、日本が歩んでいる道はファシスト国の再建だと厳しく批判した。歴史が再演される可能性はあり、日本は大きく後退し、圧政の過去に戻るだろう。安倍首相が宣言している、原発再稼働と憲法から第9条を取り除く野心を考えると、太陽の帝国はより暗い時代に向かっているようだ」と指摘した。ドイツ紙は6日、「日本政府は自国の歴史から教訓を汲み取っていない。歴史的に見て、日本は同様の経過を経て、最終的に侵略戦争の政策に至った。この懸念は決して誇張ではない」と報じた。「環球時報」が伝えた。

ニューヨーク・タイムズ紙のウェブ版は6日、「1941年12月7日、あの日の警鐘」と題した、翌日に掲載を予定している記事を掲載した。いわゆる「あの日」とは、日本による真珠湾奇襲の日のことだ。同記事は、「72年前に真珠湾を攻撃したとき、日本は狂気的な賭けに出ていた。中国との戦争が膠着化しながら、米国に対してもう一つの戦争を仕掛けることは、二重の賭けを意味する。リスクが高いほど、勝利の甘さが増すというわけだ。この大胆な決定は、特殊な政治文化の産物だ。今日の安倍首相は、緊張を激化させ、東中国海で中国と対立している。日本の指導部は、共通認識を重視しているのだろうかと、疑問を抱かざるをえない。安倍首相はこのほど国会で、米国式の国家安全委員会を設立し、国家の安全にとって重要な情報を政府が機密にできるようにする法案を可決した。安倍首相は、戦争放棄の条項を含めた、日本国憲法の改正を主張している。この暴言は1930年代、日本と中国の、その後の西側諸国との戦争を引き起こした極端なナショナリズムと同じものだろうか。安倍首相は今日、国家安全について頻繁に触れ、国家権力の集約を呼びかけている。これは戦前の日本の独裁主義を再演しているかのようだ。特定秘密保護法や改憲の他に、安倍首相と自民党は天皇を国家元首に戻すことを検討している。天皇は現在、象徴的な存在、平和の象徴に過ぎない。秘密の目標は、天皇を再びナショナリズムの凝結点にする」と指摘した。

米外交雑誌『Foreign Policy』のウェブサイトは5日、「日本は秘密保護法の甘さにより、スパイ天国と称されていた。米国は日本がより厳しい秘密保護法を施行することを支持してきた」と伝えた。米イーストウェストセンターの専門家であるロイ氏は、「日本が米国と共に戦う友好的な独裁者になることを望むか(米国の民主主義の価値観に合わないとしても)、それとも軍事力の不足した平和主義的な日本を好むか」と語った。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月9日

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