安倍氏の政権運営、秘密主義・権力集中に向け加速

安倍氏の政権運営、秘密主義・権力集中に向け加速。 特定秘密保護法と、このほど可決された日本版NSC(国家安全保障会議)設置法は、安倍首相が初就任時より推進を試みていた、「権力集中・秘密主義」の象徴的な産物だ

タグ: 安倍 政権 運営 秘密主義 権力 特定秘密保護法案

発信時間: 2013-12-09 13:29:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の安倍首相が主導する特定秘密保護法案が12月5日、参議院の国家安全保障特別委員委員会で強行採決された。

特定秘密保護法と、このほど可決された日本版NSC(国家安全保障会議)設置法は、安倍首相が初就任時より推進を試みていた、「権力集中・秘密主義」の象徴的な産物だ。

敗戦60周年の記念日を終えたばかりの2006年、復古主義の思想を持つ安倍首相は就任当初より、「敗戦の原点に戻り、戦後体制を変え、政治安全で米国に依存するヤドカリとしての立場から脱却し、米国との対等な関係を求め、新たな国際政治周期を迎えなければならない」と主張していた。

安倍首相にとって、日本の伝統文化にある干支の60年の周期は、歴史の必然的な輪廻であり、これを心から信じて疑わないようだ。安倍首相は改憲、集団的自衛権の行使、海外派兵の拡大、自衛隊の海外における武器使用権の拡大を主張し、「軍事行為」を「外交手段」に変更し、政治安全の大国としての地位を求めようとしている。

安倍首相は再任から1年のうちに、デフレ脱却による日本経済の再興の旗印を掲げてきた。安倍首相は国内政策において、中央銀行の独立性を否定し、大胆な円安政策を推進した。このいわゆるアベノミクスにより、支持率を大幅に引き上げた。安倍首相は経済・政治の勢いを借り、「官邸政治」に取り組んだ。腹心にポストをあてがい、権力を掌握し、民主政治における「文官中立」の原則を蹂躙し、政治権力集中の道を歩み、「右傾化・復古型のナショナリズム」を形成しようとしている。

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