『中国のグリーン・ニューディール』日本僑報社より刊行

『中国のグリーン・ニューディール』日本僑報社より刊行。 日本僑報社が12月9日に発表した情報によると、胡錦濤・温家宝・習近平の政策ブレーンとして知られ、世界的な政策科学・経済学の第一人者でもある胡鞍鋼教授(清華大学)の『中国のグリーン・ニューディール』が、2014年1月に日本僑報社から刊行される…

タグ: 政策 経済 緑色発展

発信時間: 2013-12-10 13:57:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

本書のチラシ

日本僑報社が12月9日に発表した情報によると、胡錦濤・温家宝・習近平の政策ブレーンとして知られ、世界的な政策科学・経済学の第一人者でもある胡鞍鋼教授(清華大学)の『中国のグリーン・ニューディール』が、2014年1月に日本僑報社から刊行される。

「グリーン・ニューディール」とは、2008年のリーマン・ショックを発端とする経済危機を乗り切る方策として、アメリカのオバマ大統領が打ち出し、自然エネルギーや地球温暖化対策に公共投資することで、新たな雇用や経済成長を生み出そうとする政策を指す。アメリカを皮切りに日本・中国をはじめ国際社会でも検討・整備を進めている。

本書『中国のグリーン・ニューディール』(原著『中国:創新緑色発展』中国人民大学出版社、2012年)は、中国版「グリーン・ニューディール」といえるエコロジー活動理論「緑色発展」(グリーン成長)戦略と実践の歩み、今後の展望を世界に向けて発信するものである。

まず「緑色発展」理論の独自の三つの論拠(中国古代の「天人合一」の智恵、マルクス主義の自然弁証法、持続可能な発展の理論)を示したうえで、中国の古代から現代に至る歴史の発展プロセスに即し、「緑色発展」の歩みとその特徴を述べる。さらに、北大荒グループ、億利グループ、華鋭風電など、中国企業の具体的な実践例を紹介している。これらのプロジェクトの成功体験を総括し、国内外の読者に発信することで、中国が世界の中で「緑色発展」の発動者・指導者であることを印象付けようとしている。

なお、本書訳者の石垣優子・佐鳥玲子さんは、いずれも日本僑報社が主催する「日中翻訳学院」修了生で、中文和訳講座「武吉塾」などで翻訳スキルを磨いた。日本僑報社では学院修了生による翻訳作品の出版を手がけており、中国の国際関係学の第一人者・金燦栄教授の『中国の未来』(東滋子訳)が2013年12月ははじめに刊行されたほか、『人民元読本』(陳雨露著/森宣之訳)も近刊予定。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年12月10日

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