隣国を敵視、支持は得られず
安倍政権は先ほど「特定秘密保護法」を強行採決し、国民の不満を招き、支持率が短期間内に10%低下した。今回制定した防衛文書も、この強硬姿勢を浮き彫りにしている。
王氏は、「安倍政権は典型的なタカ派・右翼政権で、推進する政策が国民の一致した支持を得ることは難しい。日本国内には多くの民間組織が設立され、安倍政権の密室政治と改憲・軍拡に抗議している。安倍首相がこれを長期的に続ければ、その政権運営に支障をきたすだろう」と語った。
王氏は、「日本政府がこのほど発表した安保政策は、北東アジアの緊張情勢を激化させた。そればかりではない。日本とASEAN諸国が先ほど開いた特別首脳会議からも、日本が絶えず北東アジア諸国の軍拡競争を煽り、北東アジア諸国間の関係を損ねようとしていることが分かる。日本の宣伝と扇動は一人よがりであり、隣国を敵視する政策が全国民の支持を得ることはない。また中国は厄介事を作ろうとしないが、これを恐れることはなく、日本の行為に適切に対応していくだろう」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年12月18日