米国は日本に対して「失望」だけで十分なのか?

米国は日本に対して「失望」だけで十分なのか?。

タグ: 米国日本

発信時間: 2014-01-25 10:26:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第2次大戦後、日本軍国主義とドイツナチズムに対する米国の扱いには、大きな違いがあった。ドイツナチズムに対する徹底的な清算と比べ、米国は冷戦の必要上、カイロ宣言とポツダム宣言の定める義務を厳格に履行せず、軍事占領を機に徹底的に日本の侵略戦争の罪を清算し、軍国主義勢力およびその社会的基盤を取り除くことをせず、日本右翼勢力の強大化を基本的に放置、黙認してきた。特にここ10数年間は「専守防衛」を突破し、軍備を拡充し、防衛費を増額するよう日本を煽動してきた。

日本が今後どの方向に進むかという戦略問題に対して、日本の唯一の同盟国であり、日本に対して最大の影響力を持つ外部のパワーである米国には、逃れられない現実的責任があると言うべきだ。米国は米日同盟関係をアジア太平洋安全戦略の礎と見て、対日政策において利用と制限を併用し続け、相当長期間にわたり日本に対する防衛責任をとりわけ再確認してきた。だが今世紀初め以降、テロとの戦いと中国牽制の必要性、および国防費の制約から、米国の安全保障責任を日本が分担する必要性を、より強調するようになった。このため米国は日本の右傾化を黙認し、戦略バランス術と日本への肩入れを弄しすぎるにいたった。このまま行けば、アジア太平洋における米国の戦略的利益は得るものよりも失うものが大きくなる。

     1   2   3    


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。