日本・共同通信社13日付の報道によると、米ニュージャージー州議会で韓国と日本の間に横たわる海域の名称について、日本が一般的に使用している「日本海」ではなく、韓国が主張する「東海」とするよう求める法案が提出されたという。これに対し、日本は異議を唱えており、菅義偉官房長官は記者会見で、法案が同州下院に提出されたことについて、「極めて残念だ」とし、重ねて「日本海は国際的に確立された唯一の名称であり、米連邦政府も正式に承認している」と主張した。
菅官房長官は、さまざまな外交ルートを通じ、日本海の表記に対する理解と支持を求めていく方針を強調した。
韓国と日本の朝鮮半島の東側、日本列島の西側の海域の名称をめぐる争いは今に始まったことではない。日本は「日本海」、韓国は「東海」と称している。
これより以前、バージニア州議会では7日、州内の公立学校で使う教科書の日本海の表記に韓国が主張する「東海」を併記するよう求める法案が可決されたばかりである。また、同様の法案はニューヨーク州議会にも提出されている。この両州と違い、ニュージャージ州で提出された法案は、「併記」ではなく、「日本海」の表記をなくし、「東海」の単独表記を主張するものである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年2月14日