日米首脳、罠にかかるのはどちらか?

日米首脳、罠にかかるのはどちらか?。 冷戦後の多極化した世界において、日米同盟はアン・リー監督作品『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』に似ている。「敵」は他でもない、自分の船にいるのだ…

タグ: 日米首脳 同盟 冷戦 集団的自衛権

発信時間: 2014-04-24 13:22:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

オバマ大統領は23日よりアジア4カ国の歴訪を開始した。同日発行された読売新聞は、オバマ大統領のインタビューの全文を掲載した。オバマ大統領は書面で、釣魚島(日本名・尖閣諸島)に関する問題には、日米安全保障条約が適用されると回答した。

オバマ大統領が重い口を開き、日本は宝を得たように喜んでいる。読売新聞は5面に渡る記事で、オバマ大統領のこの表明を拡大解釈した。安倍首相の就任後、読売新聞は安倍政権の「機関紙」、「スピーカー」とやゆされている。この質問の裏側に日本政府の指図がなかったとしても、安倍政権の心の声を代言していることが推測できる。

インタビューの全文を詳細に読むと、オバマ大統領に追及するような内容となっている。質問は非常に率直で、「尖閣諸島に日米安全保障条約が適用されるかを正式に宣言できるか」という内容で、「イエス」か「ノー」という回答しか用意されていなかった。オバマ大統領はインタビューを拒否しなければ、意思表示をせざるを得ない。

日本はこれまで、さまざまな場において、国務省および国防総省の高官に、類似する質問をしていた。米国側の回答は、ほぼ上述した通りだ。しかし日本側は、日米首脳会談の場を選び、オバマ大統領に意思表示を迫った。この原因はシンプルだ。つまり安倍首相とオバマ大統領の相互不信、安倍首相のナショナリストとしての強い傾向に対するホワイトハウスの懸念だ。また安倍首相の身辺も、オバマ大統領を歴史上最も軟弱な米大統領として見ている。

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