英軍事誌『ジェーンズ・ ディフェンス・ウィークリー』(電子版)は5月12日、「日本自衛隊は10日より、南西諸島の無人島で合同上陸訓練を開始した。訓練期間は18日。これは日本の東中国海における決意を示す新たな演習で、日本はこれまでも、同じ内容の演習を実施していた」と伝えた。
日英のメディアは、「防衛省統合幕僚監部によると、約1300人の自衛官が同演習に参加する。そのうち500人は陸上自衛隊、820人は海上自衛隊、10人は航空自衛隊の自衛官となる。同演習の目標は、外国の軍隊に占領された島嶼の支配権の奪還だ」と報じた。
報道によると、同演習に参加する陸上自衛隊は西部方面普通科連隊だ。同部隊は上陸作戦の訓練を受けており、日本版海兵隊と言える。陸上自衛隊は同演習の中で、2機の大型輸送ヘリ「CH-47JA チヌーク」、2機の攻撃ヘリ「AH-64D アパッチ・ロングボウ」、2機の救難ヘリ「UH-60JA」を使用する予定だ。
海上自衛隊は同演習で、おおすみ型戦車揚陸艦、しらね型駆逐艦、あたご型駆逐艦、掃海艦を使用する。航空自衛隊の2機の三菱製F-2戦闘機も参加する。
自衛隊は近年さまざまな上陸作戦演習を実施してきたが、これらの演習の大半は米国の諸島で実施された。今回の演習は異なり、日本の無人島で実施される。日本はこれまでも、南西諸島で一連の軍事行動を実施してきた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年5月16日