3月27日に公開された「オンライン中国人民抗日戦争記念館」のアクセス数が290万回に上った。抗日戦争をテーマとする郵便局も7月に運営開始の見通し。
同サイトでは、歴史写真、文物写真をそれぞれ2000枚、抗日戦争に参加した人の経歴や歴史事件の資料などを2300部展示している。290万回のアクセス数のうち、海外からは10万回で、書き込み数も1万5000件を上回った。
抗日戦争記念館の責任者によると、甲午戦争120周年、「七七事変」77周年の節目に公開されたオンライン記念館は、利用者から抗日戦争に関する写真・文物・資料・映像・口述・記憶・遺跡などを募集している。メールで担当者に応募内容を送るほか、問い合わせや意見を出すこともできる。
また、抗日戦争の勝利を記念するため、抗日戦争記念館は北京市豊台区の郵便局と協力し、抗日戦争をテーマに、郵便局文化と抗日戦争を融合させた郵便局を設立する。
同郵便局は抗日戦争記念館の内部に設置され、テーマに合わせた記念封筒、はがき、記念消印などを発売する。見学者は見学中に撮った写真をその場ではがきに印刷し、送ることができる。
オンライン郵便局も開設される予定であり、「抗日戦争をテーマとする切手の展示エリア、郵便商品の販売エリア、利用者が収蔵する切手の展示エリア、DIY商品エリア」の4つ部分からなる。
「抗日戦争郵便局」は今年7月にオープンする見通し。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年5月23日