東京都の民衆約1万人が30日夜、首相官邸前でデモを行い、安倍晋三首相の憲法解釈見直しによる集団的自衛権の解禁に抗議した。
報道によると、7月1日に憲法解釈を変えて集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を 行うことから、憲法学者らからなる「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」は6月30日、「日本が平和主義をやめるということ。それを一政権の手で変更するのは立憲主義の否定である。閣議決定しないことを強く求める」という声明を出した。
また、大阪のある市民団体のメンバー約400人は30日夜、自由民主党大阪府支部連合会の前で抗議し、「憲法を破壊する閣議決定を許さない」「国民の声を無視するな」などと呼びかけた。