外交部(外務省)の王毅部長(外相)は先月30日、マックス・ボーカス駐中国米国大使と会談し、中米関係やともに関心を寄せる問題について意見を交換した。
王部長は、「中米の新型の大国関係を構築することは両国の根本的で長期的な利益にかなうことであり、国際社会があまねく期待することでもある。双方は中米の新型の大国関係の構築という大きな方向性を堅持し、衝突せず、対抗せず、互いに尊重し合い、協力して相互利益をはかるという原則を遵守して、二国間の問題、地域の問題、世界的な問題について対話と協力を強化し、問題を適切に処理し、ミゾがあれば管理とコントロールを行い、中米関係の健全で安定的な発展を確保し、世界の平和と繁栄に貢献する必要がある」と述べた。
ボーカス大使は、「米中関係は世界で最も重要な二国間関係だ。米国の対中政策には変化がなく、引き続き中国と共同で新型の大国関係の構築に努力し、相互に尊重し合うことを土台として、各分野での交流と協力を強化し、ミゾを建設的に管理・コントロールし、米中関係が持続的に前に向かって発展していくようにする」と語った。
また、報道によると、第6回米中戦略・経済対話が今月9日と10日の両日、北京で開催される予定だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年7月1日