日本の心神にぼかし処理、隠された秘密とは?

日本の心神にぼかし処理、隠された秘密とは?。 TBSは日本が開発する第5世代ステルス戦闘機の先進技術実証機「ATD-X 心神」の報道特集を放送した。心神が正式に公開されるのは、これが初めてだ。中国のネットユーザーが興味を持ったのは、日本が誇りとする国産第5世代戦闘機を気前よく公開しながらも、一部の重要な部分にぼかしを入れたことだ…

タグ: 心神 ステルス機 秘密

発信時間: 2014-07-16 15:07:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

TBSは日本が開発する第5世代ステルス戦闘機の先進技術実証機「ATD-X 心神」の報道特集を放送した。心神が正式に公開されるのは、これが初めてだ。中国のネットユーザーが興味を持ったのは、日本が誇りとする国産第5世代戦闘機を気前よく公開しながらも、一部の重要な部分にぼかしを入れたことだ。このモザイク処理に似た機密漏えい防止策は、中国のネットユーザーに「島国の特色」と称された。

放送された映像を見ると、心神のぼかしが入れられた箇所は、降着装置、インテーク、エンジンの3つだ。

降着装置の前後にぼかしが入れられていたことから、前後から出し入れされると推測できる。このような設計は既存の第4・5世代戦闘機と比べ、「非主流派」だ。F-22、F-35、T-50などの第5世代戦闘機の場合は、側面の片側、もしくは両側から出し入れされる。心神のような前後出し入れ口は、J-10のような第3世代戦闘機に多く採用されている。

またその周辺には、正面からレーダー照射を受ける垂直方向の縁があり、完璧なステルス処理を施しているステルス機の場合、全体的なステルス性能に一定の影響を及ぼす。そのため心神のこの設計は、あまり合理的とは言えない。また出し入れ口はのこぎり状にされておらず、ステルス機の細やかな処理の条件を満たさない。

それからインテークだが、公開された映像のほとんどで、大きなぼかしを入れられていた。インテークは戦闘機の重要部分であり、その設計はエンジン性能に直接影響を及ぼす。インテークの位置からも、エンジンフィンの構造を見て取ることができる。日本は厳格な機密措置を講じたが、心神は第5世代機で流行しているDSIではなく、独立したインテークを採用したことが分かる。

またインテークにぼかしを入れたのは、エンジンフィンを見せたくなかったからという可能性もある。心神の隆起する機体を見ると、湾曲したS字型のインテークを搭載できることが分かる。しかし心神の大きさの場合、S字型インテークがどれほど効果を発揮するかが問題になる。エンジンフィンを完全に隠すことができないから、ぼかしを入れた可能性があるのだ。

全体的に見て、心神は本当の第5世代機ではなく、その技術実証機と呼ぶことしかできない。ゆえに心神を、中国のJ-20、J-31などの試作機の試験飛行段階に入っている新型戦闘機と単純に比較できない。だが、心神の出現は軽視できない。日本は米国からF-35を導入すると同時に、選択肢を残すことを忘れなかった。空の武器により東アジアで覇を唱えるという日本の野心が明るみに出た。

日本メディアが報じている通り、安倍政権の姿勢は防御から攻撃に転じている。中国はこれに警戒が必要だ。

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