安倍氏が率いる日本、その行き着く先は？
安倍氏が率いる日本、その行き着く先は？。 安倍政権の支持者は、アベノミクスの効果を楽観視しており、安倍首相の外交・防衛政策をアベノミクス以上の成果と考えている。安倍首相の外交・防衛政策の中心的な課題とは何だろうか…
タグ： 安倍 日本 外交 アベノミクス
発信時間： 2014-07-24 15:38:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
安倍首相は自立した世界構想、自主的な防衛体制により外交・防衛政策の規制を緩めており、日本と自身を国際政治の主要な参加者にしようとしている。客観的に見て、日本の経済力と科学技術力があれば、それにふさわしい国際政治の発言権を持とうとすることは非難できない。現在の国際情勢も、第一次・第二次世界大戦中とは異なっている。少なくとも中国は他国に踏みにじられる弱国ではなくなった。日本が軍国主義の路線に戻ろうとしても、現実的には実現困難だ。
しかしながら、安倍首相の路線は誤ちを基礎としている。安倍首相が求める日本の自主・自立は、特定の国を仮想敵国としており、対話と協調という平和的な路線を放棄している。むしろ富国強兵の危険な道を歩み、特定の国を設定し、他国と共に対抗しようとしている。
安倍首相の路線は、対抗を中心とする外交・防衛路線であり、非常に危険だ。これは地域の緊張関係を激化させるばかりで、東アジアで軍備競争、さらには摩擦・衝突が生じる可能性が急上昇し、世界情勢にも影響を及ぼす。この状況の中、安倍首相が称する「自由で開放的な経済協力関係」、「文化的なつながりの強化」、「次の世代間の交流促進」は、実現が可能だろうか？
中国対抗か、価値観外交か？安倍首相が率いる日本は、どこに向かおうとしているのだろうか？
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2014年7月24日
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