中日関係、好転の契機は必ず訪れる

中日関係、好転の契機は必ず訪れる。 中日関係、特に政府・政党レベルの関係は氷河期に入っている。この氷河期は中国にとって、何のデメリットもない。中国は自国の核心的な利益、現状を維持し、日本に対して強硬な態度を取らざるを得ない…

タグ: 中日関係 好転 歴史

発信時間: 2014-07-28 14:18:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

文=張要武 中国国際交流協会欧米所副所長

中国は現在世界と、調和的・安定的に交流している。1979年から現在に到るこの大きな流れには、非常に明瞭な一本の線が引かれている。これはつまり、中国が世界に向かい、世界との融合と交流を密接にするという基調だ。中国人と中国政府は、開放的かつ民主的な、世界に貢献する態度で世界と接している。

中米関係は、94年の銀河号捜査事件、中国大使館爆破事件などの波乱を経たが、中米関係の全体的な前向きの発展に影響を及ぼさなかった。中米の両国の接近を妨げられる人物も出来事も存在しない。

中国は平和と戦争抑制によってのみ、理想的な環境と発展の基盤を形成できる。中国は長年に渡り経済発展を重視し、軍隊建設の手を緩めた。米国は第二次世界大戦の終結後、大規模な軍縮に取り組んだが、軍隊建設を止めたことがない。これは中国と米国の大きな違いだ。

中日関係、特に政府・政党レベルの関係は氷河期に入っている。この氷河期は中国にとって、何のデメリットもない。中国は自国の核心的な利益、現状を維持し、日本に対して強硬な態度を取らざるを得ない。態度が強硬でなければ、国民と国家の核心的な利益を満足させられず、中国の未来の発展に影響を及ぼすことになる。ゆえに現在の強硬な態度は、日本政府の政策、釣魚島(日本名・尖閣諸島)の問題によって引き出されたものだが、中国の現在の対外政策が歩まなければならない段階でもある。

中日関係の今後の発展は、全体的に見て前進し、現状を維持することはない。中日関係を再び好転させる機会、出来事があるはずだ。中日関係の大局は中米関係と同じく、いかなる出来事によっても変えられない。中日関係、中米関係、中国の対外関係には、非常に積極的で楽観的な態度を持っても良い。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年7月28日

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