KDDIは11日、米グーグル、中国の通信会社などと6社共同で、太平洋を横断する日米間の光海底ケーブルを敷設する協定を結んだと発表した。2016年夏までに運用を始め、通信容量を現在の4倍にする。スマートフォンの普及や動画視聴の増加で膨らむ通信量に対応できる。
新設するケーブル「FASTER」は、米西海岸とKDDIの千葉県、三重県の拠点を結ぶ。総延長は約9千キロ。容量は世界最大規模の毎秒60TBで、地上デジタル放送程度の高精細映像を同時に約400万人が視聴できる。日本とアジア諸国を結ぶケーブルとも接続する。総建設費約3億ドルは、6社が共同で負担する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年8月18日