『中国国防科技信息網』の9月3日の報道によると、米国のエアロスペース・デイリー紙は8月22日、日本の防衛省は2015年4月1日スタートの年度予算に新しい戦闘機のエンジンの技術実証機の開発プロジェクトを組み入れると伝えた。
報道によると、株式会社IHIのエンジンの試作型は2020年頃に準備が整う見通し。
研究開発には約400億円かかり、主に日本のF-3戦闘機に使われる。ターボエンジンの実証機の推力は3万3000ポンド(146.8kN)にしなければいけないため、同社は技術の準備を進めている。
日本の防衛省は、実証機の開発を2015年度から始め、約5年続けると発表。
2012年、防衛省はF-3が2016年か2017年度に実寸大の開発段階に入り、試作型の試験飛行を2024年度か2025年度に行い、2027年から大量生産に入る構想を示した。
F-3の第1ラウンドの技術は今年初飛行するATD-X戦闘機実証機の開発に全面的に盛り込まれる。それにはIHIの推力1万1000ポンド(48.9kN)のXF5-1エンジン縮小版実証機も含まれている。F-3に使われるのは、実物大エンジンのさらに進んだ技術を開発する「i3」である。
日本が武器輸出の制限をといたため、多くの技術は最終的に国レベルのプロジェクトではなく、日本の統合打撃戦闘機プロジェクトの一部になる。F-3の開発には5000~8000億円かかり、これは大きな出費である。