中日関係に改善の兆し、崖っぷちから引き返す

中日関係に改善の兆し、崖っぷちから引き返す。 近年、歴史や領土などの問題により、中国と日本の緊張関係がエスカレートを続けている。このほど、この2つのアジア最大の経済体の関係に、ついに少しの改善が見られた。米国メディアは、中日関係は最近の数週間で、崖っぷちから引き返したと分析した…

タグ: 中日関係 改善 APEC

発信時間: 2014-09-29 10:55:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

近年、歴史や領土などの問題により、中国と日本の緊張関係がエスカレートを続けている。このほど、この2つのアジア最大の経済体の関係に、ついに少しの改善が見られた。米国メディアは、中日関係は最近の数週間で、崖っぷちから引き返したと分析した。

ウォール・ストリート・ジャーナルは9月26日、「両国の代表者は今週、海上安全および経済関係に関する親密な対話を行い、両国関係の改善を印象づけた」と報じた。

海外の観測筋は、「双方の対立の根本的な問題についてはほぼ何の進展も見られない」としながらも、「これは両国首脳が11月に北京で開かれる、APEC首脳会議で会談を実現する可能性を高めた」と予想した。安倍晋三首相は、習近平国家主席との会談を希望している。

中国と日本の外交官と国防高官は24日、中国の青島市で開かれた会期2日の会議を終えた。双方は東中国海問題を巡り議論した。中国は日本が東中国海で支配する一部の小島の主権を主張した。同問題は常に、両国の衝突の火種になっている。

ハーバード大学で中日問題を研究するエズラ・ヴォーゲル教授は、「両国首脳は現在の中日関係はあまりに危険と認識しているようだ。この緊張関係は、両国の利益にならない」と指摘した。

中国と日本は、両国関係の改善が、双方の経済・貿易にとって有利であることを認識している。日本貿易振興機構(ジェトロ)のデータによると、2013年の二国間の貿易額は6.3%減となり、日本の輸出メーカーに痛みをもたらした。多くの日本企業は中国で歓迎されないことを懸念し、投資の目を東南アジアに向けている。これは中国政府にとっても厄介な問題だ。

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