第10回北京―東京フォーラムの政治サブフォーラムが28日午後に東京で開かれた。呉建民国家イノベーション・発展戦略研究会常務副会長は発言で「過去30年間の中国の発展はアジアの平和および中日関係の友好状態に負うところが大きい」と指摘した。
呉氏は第2次大戦終結以降にアジアで順次起きた、日本、アジア四小龍、ASEAN諸国、中国とインドによる大きな台頭のうねりを振り返ったうえで、こうした国々が急速に発展できた不可欠な理由として、アジアが平和であったことを挙げた。また、アジア融合において最も肝要な要素の1つが中日関係であることを指摘し、日本と中国は共に中日友好の受益者だとした。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年9月29日