中日が11月7日に関係改善に向け4つの原則的共通認識をまとめてから、日本の高官はこれを否定する態度を示してきた。菅義偉官房長官は25日の記者会見で、日本政府は日中が取りまとめた4つの原則的共通認識を否定したことはないと述べた。
中国人記者の質問に対して、菅長官は「日中はこの原則的共通認識に基づき両国関係の改善を決定した。日本政府の原則的共通認識に対する理解は一貫している」と述べた。
共同通信社の報道によると、25日に閣議決定された答弁書は、「(4つの原則的共通認識)は日中間の対話で意見を一致させた事項であり、その位置づけについて日中間に不一致はない」としながらも、4つの原則的共通認識には「法的拘束力がない」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年11月26日