南京大虐殺の生存者、夏淑琴が語り伝える歴史の真実

南京大虐殺の生存者、夏淑琴が語り伝える歴史の真実。 1937年12月13日午前、約30人の日本兵が夏家の玄関を叩いた。ドアを開いた大家は、直ちに銃殺された。夏さんの父はこの状況を目にし、日本兵の前で跪き家族を見逃すよう求めたが、銃殺された…

タグ: 南京大虐殺 生存者 夏淑琴

発信時間: 2014-12-09 16:24:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

幸運にして生き残った夏さんたちは、家に残っていた焼き米やおこげで生き延びた。14日後になりようやく、慈善機構の「老人堂」とおじに引き取られた。

7人の家族の名前は、記念館の「哭壁」に刻まれている。清明節と12月13日を迎えると、夏さんは家族に伴われここで祈りを捧げる。

夏さんは、「孤児になった私は、この冷たい哭壁から家族の存在を感じるしかない」と語った。

1949年10月に新中国が誕生すると、夏さんの生活がようやく改善され始めた。夏さんは1954年に張鴻章さんと結婚し、3児を生んだ。夫に先立たれると、夏さんは女手ひとつで子供を育て、今や4人の孫に恵まれている。夏さんは、「私を加えて、一家17人だ」と述べた。

この大家族にとって、夏さんは並々ならぬおばあさんだ。

夏さんは1994年8月、戦後初めて日本に渡り、南京大虐殺の暴行を訴えた生存者になった。夏さんは2002年に生存者として、日本で開かれた証言者の集会に出席した。夏さんは2006年に被告人として日本の法廷に立った。夏さんを嘘の証人と中傷した日本の右翼分子は欠席し、訴えを取り下げた。夏さんはその場で原告を名誉毀損で逆に訴え、最終的に勝訴した。

 

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