重慶大爆撃、歴史の真相を30年追い続けた研究者
重慶大爆撃、歴史の真相を30年追い続けた研究者。 何年何月何日の記事と詳細に分類されたパソコンのフォルダ、部屋中の資料と書籍。重慶市中国抗戦大後方研究協同創新センター主任、博士課程指導員の周勇氏は、抗戦の歴史を研究して30年になる…
タグ： 重慶大爆撃 歴史 研究者
発信時間： 2014-12-10 10:15:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
重慶市は2009年に、抗戦歴史文化研究プロジェクトを始動し、抗戦大後方研究センターを設立し、数年間で大きな成果を得た。重慶大爆撃、西南抗戦史、戦時中の首都抗戦史、国共合作などに関連する学術論文などを研究・出版した。重慶市に現存する395ヶ所の抗戦遺跡の分類と保護を行い、うち58.7％は保護後に良い状態を維持している。域外の歴史資料の収集に関しては、イギリス、アメリカ、台湾などから多く貴重な資料を集めた。
周氏は、「歴史の真相を追求し続けるのは、あたかも運命によって定められていたかのようで、ほんの少しの発見だけでも宝を得たような気分になる。振り返ると、30年があっという間に過ぎたが、とても価値ある時間だったと思う。短い人生において、歴史研究者として有意義なことができたと思う」と話した。
周氏は、「2015年は抗戦勝利70周年だ。重慶市は抗戦歴史文化叢書（全100巻）を刊行し、第二次国共合作及びその経験の研究課題を完了し、大後方（抗戦中の中国西南・西北部）の抗戦ドキュメンタリーを撮影する。また中国、ロシア、米国の抗戦歴史資料の展示などを行う」と説明した。
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