総書記は会見が終了するまで、高齢者に健康に注意するよう何度も呼びかけ、自らの経験で次の世代を教育するよう求めた。また苦難の歴史を記憶しなければ、平和を尊び、平和を守ることはできないと強調した。
85歳の生存者の夏さんは同日、総書記とともに国家追悼鼎の幕を下ろし、総書記と会見した。夏さんは、「総書記は私の当時の年齢をたずね、受難の歴史に耳を傾け、私と日本の右翼の裁判の状況に関心を示された」と話した。
重い委託と責任
総書記は別れの前に、「今回開かれた国家追悼式は、今後毎年開かれる。現在の記念館が建設されるまで、多くの努力がなされた。ハードとソフトが揃っているが、まだ改善が必要だ」と指摘した。
朱館長は、「総書記の質問、記念館や国家追悼日に対する関心、南京大虐殺の歴史学の研究に対する注目は、私個人にとって重い委託と責任だ。私は総書記の指示に従い、南京大虐殺の歴史と記憶を伝え続ける」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年12月17日