「ザンペリーニ氏は嘘をついていない」日本の専門家が旧日本軍の捕虜虐待行為を認める

「ザンペリーニ氏は嘘をついていない」日本の専門家が旧日本軍の捕虜虐待行為を認める。

タグ: 旧日本軍 捕虜虐待 アンブロークン POW(戦争捕虜)研究会

発信時間: 2014-12-22 10:48:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第二次世界大戦中の旧日本軍による捕虜暴行を暴露したハリウッド映画『アンブロークン』は、このほど日本の右翼から攻撃されている。原作のドキュメンタリー小説『Unbroken: An Extraordinary True Story of Courage and Survival』と、映画の主人公のモデルになったルイス・ザンペリーニ氏本人の回想録も災いを免れなかった。ある日本人はネット上で、これらの作品は捏造で、嘘だらけだと批判している。

歴史の真相は果たしてどうだったのだろうか?新華社の記者は、POW(戦争捕虜)研究会の2名の専門家を取材した。

「ザンペリーニ氏は嘘をついていない」同研究会の笹本妙子共同代表は、新華社の記者の電話取材に応じた際にそう言い切った。

捕虜に関する文書は日本の敗戦時に旧日本軍によって焼却処分され、日本政府も歴史の事実を追及しようとしていない。同研究会は元捕虜などの関係者と交流し、この隠された歴史の真相を明らかにしようと取り組み続けている。

笹本氏は『アンブロークン』の原作者、ローラ・ヒレンブランド氏に参考資料を提供したことがある。笹本氏と『アンブロークン』の間には、深いつながりがある。

笹本氏は、「本作の主人公のモデルとなっているザンペリーニ氏は大船捕虜収容所、大森捕虜収容所などに収容されていたことがある。私は歴史の資料などにより、これらの収容所の当時の実情を把握している。私もザンペリーニ氏の回想録を読んだことがあり、彼の人生の経歴を理解している。回想録の内容は事実とほぼ一致する」と指摘した。

笹本氏は各種ルートから、映画版『アンブロークン』の内容を聞き知っているが、まだ見ていないのでコメントは控えると述べた。しかし笹本氏は、第二次世界大戦中の旧日本軍に深刻な捕虜虐待行為が存在していたことを認めた。

 

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