英デイリー・テレグラフ紙によると、中国メディアは自国の観光客が数十億元を費やし、日本製のウォシュレットを買い自分のお尻を温めていることを批判しているという。ロシアのニュースサイトが伝えた。
資料によると、春節連休中の訪日中国人客は、バスルーム用品店の商品を買い尽くし、単価2000元以上のウォシュレットに40億元弱を費やした。
日本人は長期的に、生活用品市場で覇を唱えていた。しかし今や中国人にとって、魅力的な日本製品は炊飯器とウォシュレットのみとなっている。これは日本の技術が衰退していることを意味する。中国もこれらの製品を研究・開発しているが、中国では革新の重点とされていない。
中国メディアは、座りながら快適に用を足す人に対して、「日本製のウォシュレットの方が、国産よりも気持ち良いというのか?」と疑問を投げかけている。これはあたかも、中日の緊張状態が、新たな複雑な段階に突入したことを意味しているようだ。中日は近年、東中国海の領土問題により緊張状態に陥っている。今年は終戦70周年、中国にとっては抗日戦争勝利70周年だ。日本は中国の大地で、多くの罪を犯した。
デイリー・テレグラフは、今年9月に北京で史上初となる閲兵式が開かれ、日本人に中国の日増しに高まる実力を見せつけることになるが、中国がウォシュレットの製造などに力を注ぐことはないと皮肉った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年3月6日