良識ある日本人、正義の声を上げる

良識ある日本人、正義の声を上げる。

タグ: 南京・史実を守る映画祭実行委員会 、「重慶大爆撃」の民間賠償請求訴訟の支援

発信時間: 2015-03-13 11:07:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「日本軍が父を苦しめ、非常に憤りを覚える。彼らはなぜ戦争に対する反省を薄めようとするのだろうか?」英国のライターはこのほど英ガーディアン紙に記事を寄せ、日本の一部の政治家の間違った言論を痛烈に批判した。同氏の父と数万人の連合軍は当時、東南アジアで捕虜になり、日本軍に苦しめられた。この世界からの糾弾が、日本国民の心を動かさないはずがない。「環球時報」が伝えた。

環球時報の記者は日本で、多くの良識ある日本人を取材したことがある。さまざまな原因により、彼らの声が日本で広まることはないが、彼らもそのために努力を諦めることはない。正義の声は埋もれるべきではない。例えば日本の民間団体「南京・史実を守る映画祭実行委員会」は5年間の取り組みを経て、右翼勢力の妨害を乗り越え、「ジョン・ラーベ 南京のシンドラー」を昨年12月に日本で公開した。同委員会の関係者はこの映画により、多くの日本人に南京大虐殺など日本の侵略を理解させようとしている。

大阪府立大学博士課程の永田さんは環球時報の記者に対して、「ドイツは第二次大戦中に数百万人のユダヤ人を虐殺したが、ドイツはこの歴史を正視し、戦後になり反省を始め、現在まで反省を続けている。これと比べ、日本は南京大虐殺を含む侵略の事実を正視できていない。日本人はこの映画を見ることなどにより、侵略の歴史をはっきりと理解しなければ、歴史を語る資格などはない」と述べた。

日本には他にも、「村山談話を継承し発展させる会」などの組織があり、安倍政権の間違った言論に反対している。日本の市民団体は2014年10月22日、雨の降る東京の街頭で行進を行い、「重慶大爆撃」の民間賠償請求訴訟の支援を呼びかけた。一部のメンバーは、「日本政府は重慶大爆撃の被害者に賠償し謝罪せよ!」と書かれた横断幕を掲げた。

良識ある日本人作家も、戦争の反省を忘れない。そのうち最も有名なのは、1994年にノーベル文学賞を受賞した大江健三郎だ。その他にも日本の文壇には「戦後派文学」という一派があり、主に日本軍兵士が戦争で受けた痛み、戦争が人々にもたらした心の傷を描写している。中には戦争がアジア諸国の人々にもたらした被害を暴露している作品もあるが、全体的に見て被害国と国民に対する懺悔が不十分だ。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年3月13日

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