林国本
第18回党大会の閉幕以後、メディアでは農業近代化、農民、農業、農村に対する取り組みの強化と関連のある話題が取り上げられるようになり、今春の全人代、全国政協の会議では、農民の代表、委員が増えていることを見ても、このことがますます重視されているのが分かる。
全国各地では、それぞれの地域の実情に合わせて、さまざまな試みが行われており、こうした取り組みの中から、新しい時代にふさわしいいくつかのパターンが形成されていくものと見ている。
世界各国での取り組みを見ても、農業分野における大いなる発展を目指し、農家の人たちの収入を確保するためにさまざまな試みがなされている。また、FTA交渉、ひいてはTPPの交渉を見ていても、各国のかけひきのすごさがよく分かる。