前進途上で予知できない課題が現れてくるのだが、余裕ができれば予測作業に力を入れることを考えてもよい時期に来ているのではないだろうか。
例えば、一部の学者たちは、大気の質の問題の解決は20年はかかるという見方をしているが、私見としては事柄の本質を徹底的につかみ取れば、そんなにかからないと思っている。
また、市内の各個所で排水施設の整備を行い、昨年のような冠水、浸水が起こらないようにといわれているが、北京郊外区を流れる川の中には、隣接の省から流れ込んでいるものもあり、その源近くの支流の増水を予測しないと下流の急増水を予測できないことを考えておかないと突発の洪水を防げなくなる、ということも念頭に置かなくてはならない。