この本は王泰平外交部前大使クラス総領事、呉学文中国中日関係史学会名誉会長、劉江永清華大学現代国際関係研究院副院長、湯重南中国日本史学会名誉会長らが顧問となり、駐日特派員経験者、日本に長期滞在したことのある人たちや外交部のスタッフが編集委員として名を連ねている。
第一章は中国のトップの談話や政府声明、第二章は学者たちの論文、新聞などに掲載された論評、第三章は地図、文献史料、第四章はカイロ宣言などの資料、第五章は関連資料からなる。どの章も非常に参考になるものであり、とくに第三章は一般の読者にとっても大いに役立つものである。