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発信時間： 2015-03-13 17:43:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国は今や第18回党大会の閉幕を起点として、小康社会の実現に向けて動き出しており、穏当に進められる都市化、農村人口の都市への秩序ある移住と移住した人たちの市民化を推し進め、これまでより少ない農業従事者によって13億の民を養っていくことになる。

ちなみに、私が仕事で日本に長期滞在していた頃にいろいろお世話になった日本人が最近、中国の黒竜江省の一農業企業で稲作技術の面でお手伝いしてくれているが、この人の感想では、自分の見た範囲では黒竜江省の農業は、アメリカの大規模農業にも劣らないほど近代化しているとのことで、飛行機による農薬撒布、各種大型農業機械による耕作、刈り入れ、加工を行っており、中国でも非常に進んでいる地域ではないかと思うと語っている。

しかし、『瞭望』誌が指摘しているように、今では中国農村の青壮年労働力は大中都市に出稼ぎに行く人が増え、農村に残っているのは中高年の女性かお年寄りで、科学的農法の導入はだんだん難しくなるのではないか、とも指摘している。私見ではあるが、やがては経営能力のある人たちが広大な農地を耕作する時代が来るのではないか、と見ている。各地の政府主管部門には農業、農政に詳しい人も多数いることだし、中央の正しい方針のもとに、「三農政策」が貫かれるならば、理想像として描かれている将来の中国農業の近代化が現実のものとなることは疑いない。このところしばしば語られている発展様式の変化には農業の近代化も含まれているのだから･･････。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2012年12月9日

 

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