林国本
海峡両岸関係の平和的発展を追い風に双方の経済交流も発展をとげており、今や大陸側と台湾側に経済貿易関係の事務所が設置される段階に入りつつある。
国務院台湾事務弁公室筋によると、すでに台湾側は人民元の銀行業務を展開しており、大陸側も台湾での銀行業務の展開の準備をすすめているということである。
私がケーススタディーのひとつとして毎日視聴しているCCTV4チャンネルの「海峡両岸」番組では、いつでもこうした動きを見て取ることができる。
台湾の九万人にのぼる業者が大陸部で事業を展開しているようだが、規模のかなり大きな事業を展開している人たちもいるが、中小企業規模のものもかなりある。私の元同僚で 江蘇省昆山市出身の人がいるが、その人の話では帰省するたびに、台湾業者の数が増えていることを実感しているということである。とにかく、これまでは江蘇なまりの言葉が耳に入ってきたのだが、最近は福建南部なまりの言葉をよく耳にするようになっているということである。