参加者たちは、これまでの自分たちが悩んできたこと、自分たちが仕事の中で気づいたことなどをじっくり話し合った。
中国から大勢の観光客が日本を訪れるご時世となった今日、これまでの翻訳体験ではもう「時代遅れ」になりかねない、との認識を共有しているせいか、討論は熱がこもっていた。
第二外国語大学は学術面、実務面の多くのユニークな人材を送り出してきた。そういう面で人材、ノウハウの蓄積もすばらしいものがある。ここ数年、中日翻訳の分野のさらなる発展のためにいろいろな企画を組んできたが、今回のセミナーに参加して、この分野におけるさらなる発展のためにどうすればよいかということを考えさせられた。
仕事の中で各地の大学の人たちとも触れ合いがあり、それぞれが中日交流の中で言語の面でどうすればよいかをつねに考えているのを知っている。中国のこの分野での成果がさらに増えることを願う人たちは、自分たちもリストラクチュアリングを絶えず続けていく必要を痛感している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年6月4日