CRIの責任者があいさつの中で述べているように、その国の人たちにとっても、アナウンサーになるには、ものすごい競争にさらされることなので、子供の頃から中国語という言語環境で育った人たちにとって、アナウンサーという職業にチャレンジすることは並大抵のことではないかも知れないが、その頂点にのぼりつめた人も何人かいるのだから、これは挑戦し甲斐のある分野だといえなくもない。
おみやげにいただいた、CRI「70年の歩み」によって、CRIのこれまでの歩みを知ることができた。業態こそ異なるが、同じような分野で暮らしてきた人間の一人として、この日のお手伝いの体験は非常に勉強になったし、触発されるものがあった。
このイベントは中国語を勉強している数千人の外国人留学生を受け入れている北京語言大学とCRIという組み合わせの妙によって、大成功となったと言っても過言ではない。中日両国の相互理解をさらに深める意味で、このイベントはこれからも続けていく必要があると思う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年6月12日