都市近郊の農村ではハウス園芸などすぐ現金が手に入る作物の栽培に力を入れるようになっており、農村の人たちの収入を逐次増やしていくことに力を入れている。
食糧の生産は、機械化、大規模化へと発展しており、そのためには、農業科学技術の応用も必要となり、新しい世代の農民を育て上げることも不可欠となる。つまり、経営力、組織力のある新しいタイプの農民を育てることである。社会保障、医療保険のカバー率の向上も不可欠である。ある意味では農村においても、発展方式の転換が行われることになるわけだ。
中国は科学技術、工業の面で発展方式を転換することになるばかりか、農業分野においてもそれが行われる時代に来ているわけだ。