金メダル大国中国の後継者不足に関する「杞憂」

金メダル大国中国の後継者不足に関する「杞憂」。

タグ: 金メダル大国中国

発信時間: 2015-03-13 17:56:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

林国本

先般、世界各国のメディア関係者がロンドンに集い、ロンドン・オリンピックの報道施設、一部競技施設を視察し、中国の一部メディアはすでにプレスセンターでのブースの予約も念頭に、関連施設を視察したようだ。

中国卓球チームの監督らも、体育館を視察し、国内と違った環境で競技することになる選手たちの「環境への適応」について下調べを行ったようだ。照明、音の反響、コートの床板のカラーなど詳しく視察して本番に備えた。

このところ中国のスポーツ界は、すでにオリンピックに備えてメンバーの人選をすすめており、他の国際試合ともからめて、すべてのスケジュールをオリンピックに合わせて組んでいる。一部種目の前哨戦ともいえる大会も各国で行われている。

2008年の北京オリンピックで金メダル総数トップに立った中国はこの追い風を生かして、さらにスポーツ大国からスポーツ強国へというキャッチフレーズを打ち出しているが、スポーツ強国、スポーツ大国がひしめく世界でこの目標を実現する道は平坦ではないと見た方がよい。

新中国の建国後、「スポーツを発展させて国民の健康レベルを向上させよう」、「大衆スポーツを発展させよう」というスローガンを打ち出し、「金メダル数ゼロの突破」から「金メダル総数トップ」の座にたどりついたことは大きな前進であるし、国民の健康レベルの向上という面でも大きな進歩がみられる。ここ数年における総合国力の向上、国際的地位の向上を考えると、国民全体の資質の向上を重視すべき時期に来ているのではないかと思う。

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